◎ストレッチとは、「引き伸ばす」「引っぱる」という意味の英語です。
ストレッチングとも呼ばれる運動の「ストレッチ」は、主に筋肉を伸ばす体操のことです。
・正しいストレッチとは、どのような行為なのか?
・ストレッチは、なぜ身体にいいといわれるのか?
『誰にでもわかりやすい「ストレッチの科学」として、15のポイントからお伝えします!』
1. 生まれつき体が硬い人はいない
「生まれつき身体が硬いから、ストレッチをしてもムダだ」と思っている人がいます。
この考え方は間違いです。
生まれたばかりの乳児は、誰もが股関節や肩関節の柔軟性が高く、ほぼ180度の開脚状態です。これは大人にとってはとても難しい姿勢です。やがて骨格が形成されていき、2歳になる頃には走れるようになり、自由に動き回るようになってから幼稚園くらいまでは、柔軟性にあまり個人差がありません。小学生になると、外で遊ぶ子どもと家の中で遊ぶ子ども、運動が好きな子どもと嫌いな子ども、というように活動の個人差が出てきて、身体能力にも差が現れます。中学、高校と進むにしたがってその差は大きくなり、運動をしない子どもは身体が硬くなっていくのです。このように、身体の柔軟性は主に成長過程にある学生時代に大きな差がつき、運動量が減る社会人になると、硬くなった身体を柔らかくする機会も少なくなります。筋肉が硬くなってしまう最大の原因は加齢ではなく、使わないことにあるのです。
2. 男性は女性より柔軟性が低い
一般的に、男性よりも女性の方が身体が柔らかいとされます。男性は加齢とともに柔軟性が少しずつ失われていくケースが多いのですが、女性は60代になっても20代とほぼ変わらない柔軟性を維持しているケースが多いのです。この原因は、骨格の違いと女性ホルモンの働きによるものです。女性は出産を担うために骨盤の横幅が広く、股関節がゆるい構造になっています。また、安全に出産するために、女性ホルモンには腱や靱帯などの結合部にあるコラーゲンを柔らかくする働きがあります。しかし、これはあくまでも生物学的な男女の違いであって、男性が女性以上に柔軟性を身につけにくいということではありません。年齢や性別を理由にして、柔軟性のある身体づくりをあきらめる必要はないのです。
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