最近はスマホでかんたんにスイング動画が撮れます。自分のスイングを見てみると???これは誰?ヘンテコなスイングはもしかすると自分かも?そんな驚きで自信をなくしていませんか?そんなあなたの自信回復にスイングの悩みについて解説していきます!
本日の悩み:「インパクトで左肘が引けて腕が曲がってる、何だかカッコ悪い!」
この左肘が引ける、この悩みを抱えた方は多いのではないでしょうか。ではなぜ肘が引けるのかですが、原因はスイング軸のスエーにあります。トップからダウンスイングにかけて体幹の回旋時の軸が回旋に合わせて左足側に流れていく事で腕を伸ばすスペースが無くなり肘を曲げながら引く動きになります。ダウンスイングは下半身からのリードで上半身が遅れて動き始めるのですが、下半身(足の力)ではなく腕や肩の力でクラブを振り下ろすと上半身が飛球線方向に突っ込んでしまい結果、腕の伸びるスペースが無くなり肘を引きながらのインパクトになります。左脇も空いた状態ですのでボールにも力が伝わらず飛距離のでない弱い球筋なります。
修正のポイントはアドレスです、ダウンスイングは下半身からのリードからですが、アドレスで重心が踵にのり股関節からの前傾が浅くなると十分に足の力を使うことができず、上半身でスイングしてしまいます。アドレスを正しく作ることでスムーズな下半身リードができますので、上半身の突っ込みが抑えられます。しっかりした軸ができることで、スイングアークも大きくなり腕の伸びた大きなスイングが可能です。部分的に肘の向きや動きを変えようとしても本当の原因から修正していかないと時間ばかりかかる無駄な練習になります。
ミススイングには「現象」と「原因」がありますのでまずは原因の解明からスタートしましょう!